中山道、本山宿より贄川宿へと向かう途次、
片平の集落を過ぎると桜沢となります。
桜沢は江戸時代は高巻きで超えていたということを文献で読み、旧道が残っていないか
鶯着禅寺のところから山へ登っていってしまい、見つけた水源です。
山道をどんどん登り、トンネル工事の上に出てきました。桜沢のトンネルは、国道19号の新道としてトンネル区間約1.5kmを現在工事が行われています。
トンネルが出来上がると木曽路の碑あたりから桜沢までがトンネルとなり、現在の国道を走る車は殆どいなくなるでしょう。中山道を歩いている人にとっては、安全に歩けるようになりますね。
更に急勾配を登っていきました。
突然、このような屋根付きのコンクリート枠が現れ、コンクリート枠の中には大量の水が入っています。
コンクリート枠から管を使って大量の水が流されています。どこから来たお水でしょうか・・最初に考えられたのは、トンネル工事の排水です。トンネル掘削においては、大量の地下水が噴出したりしますから。ですが、石積みなどは苔が生えてかなり古いもののようですし・・
更に登り、こんな素敵な景色が!そしてここから鉄橋を走る電車を写真におさめようとしていた人がいらっしゃいました。確かにいい写真が撮れそうですね。すごい望遠のカメラをセットしていましたね。
山道をどんどん進んでしまい、沢の奥で道がなくなってしまいました。結局は道を間違えていたのですが、おかげでとても綺麗な景色に癒やされました。
桜沢のトンネル工事
まだトンネルが開通していないようです。崩落防止のためでしょうか、先にコンクリートを吹き付けてしまっていますが、恐らくここへトンネルの入口ができるのだろうと思われます。
住所 |
座標 |
採水日 |
採水時間 |
塩尻市大字贄川 |
36.028630 137.872297 |
2019.11.4 |
9:15 |
水温 |
EC(μS/m) |
TDS |
塩分 |
9.2 |
61 |
40 |
0.00 |
pH |
RpH |
DO |
COD |
8.4 |
8.0 |
7.9 |
4 |
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。
どこから来たのか不明なお水ですが、結果の数値からやはり沢の水だと思われます。