北国街道、小諸宿にある「八幡神社の御神水」です。浅間山からの地下水です。
八幡神社
1608年(慶長13)小諸城主、)仙石秀久が戦いの神として望月より勧請した神社です。境内には秀久の鎧も奉納されているそうです。
また、高浜虚子の句碑も建立されています。『立科に 春の雲 今うごきをり』
後ろに見えているのが、熊野神社です。
手水舎より御神水が出ています。恐らくどこかに井戸があり、導水していると思われますが、どこから来ているのかはわかりません。水量は調節されていると思います。
熊野神社、拝殿前にも手水鉢があります。恐らく同じ井戸の水だと思われます。
八幡神社の土俵
戦いの神である八幡様に喜んでもらおうと、子供たちによる相撲大会「八朔相撲」が江戸初期より今も続いています。雷電為右衛門も子供の頃八朔相撲にやってきたと伝えられています。
住所 |
座標 |
採水日 |
採水時間 |
小諸市八幡町1丁目 |
36.325782 138.431709 |
2019.8.9 |
13:00 |
水温 |
EC(μS/m) |
TDS |
塩分 |
16.5℃ |
333 |
220 |
0.02 |
pH |
RpH |
DO |
COD |
7.3 |
8.0 |
7.6 |
5 |
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。
水温が結構高いです。今日は35℃くらいまで気温が上がっていますので、その影響が大きいとは思いますが、導水と水量がチョロチョロの影響が一番大きいと思われます。また、CODがかなり高いです。窒素、りんが多いと考えられます。停滞している地下水の可能性があると思われ、やはり井戸の水を導水しており、水量を細く調節しているため井戸内で停滞し、CODが高く出ているのではないでしょうか。