松尾神社は旧中山道沿いに鎮座する神社です。東の芦田宿より笠取峠を越え、長久保宿入口にあります。
松尾神社
京都の「松尾神社」祭神を分霊して祀り、酒造の守護神として近隣の酒造家の信仰を集めています。以前は長久保の横町裏にありましたが、小学校の校庭拡張のため昭和33年に現在地へ移動しました。拝殿は1827年(文政10)茂田井村の別府兵左衛門秀信の建築によるもので、本殿は1860年(万延元)に宮大工、三代立川和四郎富重により再々建築されたものです。
大山獅子
獅子舞の創始年代は不明ですが、1557年(弘治3)松尾神社の再建時、地固めに獅子舞を行ったとの伝承があります。舞は雄獅子2、雌獅子1の3頭で行われ、唄や笛、太鼓は京都系の優雅なもので舞いは古式を伝えています。現在でも秋季例祭で松尾神社に奉納されています。
松尾神社の御神水
手水鉢より清らかな水が流れ出ています。普通の蛇口にも見えますが、龍(?)だと思います。湧水というよりは、井戸のような仕組みになっているのではないでしょうか。五十鈴川がちょうど蛇行している場所にあたります。モーターなども見当たりませんので自噴しているのでしょうか。
住所 |
座標 |
採水日 |
採水時間 |
小県郡長和町長久保791 |
36.252504 138.274424 |
2019.5.2 |
14:20 |
水温 |
EC(μS/m) |
TDS |
塩分 |
11.9℃ |
80 |
65 |
0.01 |
pH |
RpH |
DO |
COD |
7.4 |
- |
8.3 |
2 |
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。
涵養域は笠取峠からの水と五十鈴川の伏流水が考えられます。DOが少し高いので、伏流水の要因のほうが大きいのかもしれません。