北国街道、海野宿東の入口に位置する「白鳥神社の井戸」です。海野宿は、江戸時代の宿場町そのままの佇まいで、まるでタイムスリップしたような素晴らしい街です。

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海野宿

海野宿の成立は1625年(寛永2)とされます。田中宿を補助する宿場として田中宿と半月交代で業務を行っていましたが、戌の満水(寛永2年の土石流)により田中宿が流出したため代わって本陣となりました。田中宿復興後は伝馬役のみ交代とし、本陣はそのままとなりました。

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白鳥神社

日本武命が東征の途、この地に滞在していたことから白鳥神社となったといいます。貞元親王・善淵王、海野広道公を祭神としています。1191年(建久2)古代から中世に栄えた豪族・海野幸氏の祖と伝わります。木曽義仲の嫡男、清水冠者義高の側近として鎌倉入りした海野幸氏は、後に源頼朝に仕え、鎌倉武士の弓馬四天王として名を馳せたといいます。また、海野氏とその名跡を継承した真田氏の氏神として奉祀され、真田信之により松代の舞鶴山へ分祀されています。現在の社殿は江戸中期の再建、御神木は樹齢700年以上と言われています。

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石でできた井戸枠の上に屋根が掛けられています。井戸枠の石には、「井戸組 明治十三年新設」と彫られ、協力した人々の名前もずらっと彫られています。
TOO001 ものすごい勢いで井戸水が出ています。電動ポンプで揚水しているのでしょうか。それらしいものは見当たらないのですが・・・

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用水路の流れと井戸水が一緒になり、白鳥神社の池へ注いでいます。
住所 座標 採水日 採水時間
東御市本海野 36.360492 138.316605 2019.8.10 12:30
水温 EC(μS/m) TDS 塩分
15.5℃ 322 214 0.02
pH RpH DO COD
7.4 7.8 6.8 5
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。

今日はとっても暑いです。現在、35℃くらいでしょうか。井戸水の水温も高めですね。地下水は一年中、温度変化は少ないはずですが、それでもこれだけ暑いとやはり影響するでしょう。汲み上げる鉄管自体もかなり熱くなっています。