中山道木曽十一宿、宮ノ越宿の「徳音寺」に伺いました。

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徳音寺の鐘楼門

鐘楼門は木曽義仲24代の孫、木曽玄蕃尉義陳の発願により、尾張藩の犬山城主、成瀬年人正藤原正幸の母堂が施主となって1723年(享保8)に巾番匠棟梁藤原朝臣大和流狩戸弥兵衛久正の手によって建立されたもので、「木曽八景」の一つに数えられています。

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義仲墓

一番上の中央が義仲の墓、1段下の左手が巴御前のお墓、右手が小枝御前墓です。巴御前の法号は「龍神院殿」巴淵の龍神伝説に因んでいるのでしょう。

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白蛇の清水

清水は本堂裏に流出しています。

徳音寺は度々の水害により、再建にあたっては水利を重視したといいます。覚門和尚は霊夢により白蛇が遊ぶ清泉を発見し、この地に決めたとされます。本堂裏には滝のような水が流れており、犬山城主、成瀬公はこの滝をこよなく愛したそうです。

TOO001 葉わさびがびっしりと茂っています。

TOO001 清水は滝のように落ち、この池へ流入しています。

住所 座標 採水日 採水時間
木曽郡木曽町日義百島 35.88968 137.75929 2021.5.23 11:30
水温 EC(μS/m) TDS 塩分
10.6℃ 45.3 30.2 0.00
pH RpH DO COD
7.6 7.8 7.8 4
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。