海岸沿いの国道134号、湘南国際村秋谷入口からトンネルを抜けた先、100mくらいで右にぐるっと回り、細道を進んですぐの崖の縁にあります。
駐車場もなく、道も細いのですが、水汲みの人も多いので駐車できない場合もあります。
以前の御瀧不動尊は大雨により瀧は涸れ、不動様も行方不明となったそうです。その後前の道で幾度と無く事故が起こるため、お社の跡を掘ってみると逆さになった不動様が埋まっていたので、改めて今の場所に社を建て直し、祀ったとあります。
霊水は
「妙薬の霊水」といわれ、胃病に効く霊水として知られています。どこから引水しているのか、ホースを伝って見てみると、川を挟んだ対岸から引いているようで、はっきりと湧水口がわかりませんでした。水量はかなり多いです。
煮沸だけはするように書かれています。水質検査的なものは掲げられていませんでした。飲用は自己責任で、と書かれています。私が現地で聞いた話では飲む人よりも熱帯魚に使う人が多かったです。
住所 |
座標 |
採水日 |
採水時間 |
横須賀市秋谷 |
35.246026 139.599227 |
2016.8.21 |
14:20 |
水温 |
EC(μS/m) |
TDS |
塩分 |
16.8℃ |
459 |
306 |
0.02 |
pH |
RpH |
DO |
COD |
7.9 |
8.4 |
5.9 |
3 |
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。
三浦半島は全体的にpHが高めですが、こちらも高めでした。ECも高めです。イオン分析ではMg(マグネシウム)とCa(カルシウム)が通常の淡水の約3倍でした。石灰質の地質が影響しているとも思われますが、農業にも石灰が使用されますので特定できません。特にどこから来ているのかわかりませんので、よりわかりにくいです。
農地が多い割にはECが少ないですね。浅間山周辺で地下へ浸透した水が追分原や御代田、借宿周辺など地形が緩い斜面、あるいは平地になったところで湧き出してきているのでしょう。