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伊賀一宮敢国神社

「あえくにじんじゃ」と読むそうです。私は読めませんでした・・・周囲は民家も少なく寂しいところですが、立派な神社です。そして広大です。ホームページによると『創建年代は658年ですが、貞観の頃には神階五位を授けられ延喜の制には大社に列せられました。また延長年間には朝廷より社殿が修造せしめられ、南北朝時代には後村上天皇が行幸ましまして、数日間参籠あらせられ、社領の御加増もありました。徳川時代には藩主藤堂家の崇敬厚く、社殿調度の修営・神器社領の寄進・祭儀神事の復興などが行われました。明治4年5月国幣中社に列せられ今日に至っております。』とあります。

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芭蕉句碑

「手はなかむ音さへ梅の匂ひかな」

手鼻!?手で鼻をかむ行為ですよね。梅の匂いとどうつながるのでしょうか・・鼻と花?案内を読むと「野趣」を表現しているとか。1688年(元禄元)芭蕉、45歳のときの作品です。「笈の小文」の旅で伊賀上野へ帰郷中に生まれました。句碑は昭和30年に建立されました。

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敢国神社案内図

薄くなってしまっていますが、かなり広大ですよね。駐車場もとても広く、朝早かったので誰もいませんでした。

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拝殿

階段を登ると拝殿があります。まずはお参りします。

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桃太郎岩

550年前、南宮山頂よりこちらへ移した霊岩で、今も安産の守護神・子授けの神として信仰をあつめているそうです。
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御神水井戸

南宮山を水源として、井戸へ湧き出ていますが、井戸は現在はふさがれています。諸病に良いとされています。

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手水舎

こちらのお水は「御神水井戸」と同じ水源だといいます。塞がれてしまった井戸のかわりにこちらのお水を求めて遠方からも参拝に訪れる人が多いそうです。
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住所 座標 採水日 採水時間
伊勢市一之宮 34.787155 136.164083 2016.5.2 8:00
水温 EC(μS/m) TDS 塩分
13.5℃ 47 31 0.0
pH RpH DO COD
6.73 6.97
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。

超軟水でした。ほとんど何も含んでいません。この時期の水温としては少し高めですが、ちょろちょろしか出していませんので井戸内で貯められており、少し上昇しているのでしょう。湧水口から直接ではないので仕方ないですね。