御殿場駅からほど近い、新橋(にいはし)浅間神社に湧出している『木の花名水』です。「このはな」と読みます。

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新橋浅間神社拝殿

富士山東表口参道宮とされる新橋浅間神社は、1193年(建久4)、源頼朝が富士の巻狩りをしたとき創建されたものとされます。

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木の花名水

拝殿の右手に立派な水汲み場が設置されています。蛇口は4つもあります。飲用できる湧水ですがお水取りが出来る時間は、朝7時~夜7時までです。

TOO001 新橋浅間神社の主祭神である「木之花咲耶毘売命(このはなさくやひめのみこと)」という女神から名水の名をつけたそうです。

古事記による「木之花咲耶毘売命」は、大山津見神(おおやまつものかみ)を父とし、木の花のように麗しく華やかで、富士山そのものとして崇められているといいます。夫に不貞の疑いをかけられ、産屋に火を付けられ、燃えさかる炎の中で三人の御子を無事出産したことから、安産の神、子育ての神とされています。

TOO001 水量の多い湧水は池にも注がれ、境内の手水の水も湧水です。85m地下より自噴しており、毎分300リットルもの地下水が湧いてくるそうです。

住所 座標 採水日 採水時間
御殿場市新橋2081 35.300264 138.930744 2016.1.10 12:00
水温 EC(μS/m) TDS 塩分
13.0℃ 165 110 0.01
pH RpH DO COD
7.6 8.08 - 3
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。