滋賀県米原市醒井、中山道「醒井宿」(さめがいしゅく)内にある湧水です。醒井は、山と山の間の谷にある宿場で、地下水がどんどん集まってくる地形です。たくさんの川があり、北側、山の裾野には一級河川の天野川、宿場内には地蔵川が流れ、7kmほどで琵琶湖へ注いでいます。

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西行水周辺はポッケトパークになっています。すぐ後ろに名神高速道路が見えます。

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泡子塚

『西行法師東遊のさい、泉の畔で休憩されたところ、茶店の娘が西行に恋をし、飲み残しの茶の泡を飲むと懐妊し男子を出産した。帰路に再びこの地で休憩をした西行はその話を聞き、「もし我が子ならば元の泡に帰れ」と祈ると子供は元の泡に戻った』 というなんとも悲しい逸話がある。

なにも元の泡に戻さなくてもね・・その娘さんは子供を産んで満足していただろうに・・

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大きな岩の隙間から大量の湧水が出てきます。
TOO001 特にこの穴が一番出ています。

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そして澄んだ湧水は小さな流れとなって地蔵川へ流れて行きます。
住所 座標 採水日 採水時間
滋賀県米原市醒井 35.326354 136.348048 2016.5.4 18:20
水温 EC(μS/m) TDS 塩分
13.0℃ 245 163 0.01
pH RpH DO COD
6.99 7.50 - 3
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。

醒井湧水群、名神高速道路はあるものの、涵養域はほとんどが開発されていない山、にしてはECが高めです。ちょっと地質図を見てみましたが、このあたりの山に石灰質岩があります。それが影響してECが高めに出たのかもしれません。