滋賀県米原市醒井、中山道61番目の「醒井宿」(さめがいしゅく)内にある湧水です。醒井は、山と山の間の谷にある宿場で、地下水がどんどん集まってくる地形です。たくさんの川があり、北側、山の裾野には一級河川の天野川、宿場内には地蔵川が流れ、7kmほどで琵琶湖へ注いでいます。醒井湧水群の一つです。

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石垣の下のほうから湧いている感じです。ここが「地蔵川」の源流になりますがこの湧水は鍾乳洞から出てきているといいます。どこに鍾乳洞があるのかは不明です・・
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日本武尊

『景行天皇の時代に伊吹山に大蛇が住み着いて旅人が困っていた。そこで天皇は息子の日本武尊に大蛇退治を命じた。日本武尊は剣を抜いて大蛇を切り伏せたが大蛇の猛毒に苦しめられ、やっとのことで醒井にたどりつき、この清水で体や足を冷やすと不思議と高熱も苦しみも取れ体の調子がさわやかになった』と案内板にあります。

古事記の記載

『清水に到りて息(いこ)ひ坐しし時、御心稍(さや)に寤(さ)めましき故、其の清水を号(なづ)けて居寤(いさめ)の清水と謂ふ』

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水量は多く、池や流れを作り出しています。水は透明でクリアです。
住所 座標 採水日 採水時間
滋賀県米原市醒井 35.329586 136.35202 2016.5.4 18:00
水温 EC(μS/m) TDS 塩分
14.9℃ 196 130 0.01
pH RpH DO COD
6.90 7.35 - 3
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。

結果は、「西行水」とほぼ同じ数値でした。