東海道と伊勢街道の分かれ道である「日永の追分」にある追分湧水です。

TOO001

TOO001

施設化され、全体の石造りのデザインや苔とステンレスの箱がミスマッチで少々残念です。

TOO001

汲み口が2か所あり、水量はまあまあ出ています。近所の方がポリタンクを持って汲みに来ていました。特に水質調査結果などは掲げられていませんが、飲めるお水のようです。しかし、周囲はかなり開発されていますしどこから来ているのかわからないと、ちょっと口に入れるのは躊躇します・・・
TOO001 自治会の皆さんが清掃していつも綺麗にされているそうです。毎週日曜日、午前8時から10時の間に清掃が行われるそうですので、この時間の水汲みは避けましょう。
住所 座標 採水日 採水時間
三重県四日市市追分3丁目 34.935541 136.598172 2017.5.21 10:20
水温 EC(μS/m) TDS 塩分
18.6℃ 92
pH RpH DO COD
7.4
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。

湧水にしては、水温が高いのと地形的に湧水がでるような場所ではないため、帰ってから調べると500m程西の丘陵地、泊山からの湧水を導水しているそうです。1929年(S4年)稲垣末吉という地元出身の事業家が自費で水道管を敷設し日永の追分まで引いてきたのがはじまりだそうです。ということは、その水源が他に存在しているということであり、更にストリートビューで調べマンションの崖下に水源と思われる場所を発見!!!

今回は事前の調査不足で見に行くことができませんでした・・残念です。次回は水源を見に行きましょう。