「かつては天女水から湧き出た水は浦賀港へ注いでおり、掘割は船の運送路として利用されていた」と案内板にかかれており、昔は大量の湧水が流れていたのでしょう。現在は住宅に囲まれて窮屈そうな『天女水』です。

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わかりにくい場所にありますが、柵の下、階段を何段か下りた場所にあります。

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天女水の碑

「三浦古尋録」の著者で浦賀の文人、加藤山寿が1812年(文化9)に建立したものです。碑には「高坂の弁天堂の近くの田の間から清水がこんこんと湧いており、日照りが続こうが涸れず、そのおかげで一帯の田は豊作となり、家が富み、幸福が訪れる。この水は天女が我々に授けてくれたようなもの」ということが漢文で彫られています。
TOO001 水量は多くはありませんが、今でも湧いています。

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コンクリートの丸い井戸から細い管へ流れ、U型側溝へでてきます。コンクリートの井戸よりもU型側溝の下からどんどん湧いてきます。

TOO001 近くの道を通っていた時に見た羊です。こんなところに放し飼いで、びっくりでした。

住所 座標 採水日 採水時間
横須賀市西浦賀3丁目 35.263071 139.729535 2016.8.21 10:20
水温 EC(μS/m) TDS 塩分
18.2℃ 301 201 0.02
pH RpH DO COD
7.2 7.7 5.5 3
※座標は、グーグルマップ、地理院地図、共通です。